メーカー/原産地 | 国内 | 商品の状態 | 新品 |
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発送国 | 国内 (日本) | ||
材料/素材 | ※品なので保証書など一切ありません。 Ibanez RG2228 8弦ギターの改造品になります。 人生で初めて購入した8弦ギターであり、私自身のアクティブピックアップ嫌いもあって色々な試行錯誤をこのギターで行ってきた為、愛憎その他諸々あって所有していたのですが、やはりアクティブピックアップを使用する事が想定されて設計されているギターはそもそもが私の趣味には合わないと感じ、この度出品しました。 分かる範囲でのスペックを以下に記載します。 ボディ バスウッドネック メイプル/ウェンジ5ピースネック(KTSチタンロッド入り)指板 ローズウッドスケール 27インチスケール(685.8mm)ピックアップ フィッシュマン フルーエンス トーシン アバシ シグネイチャー(アクティブピックアップ) また、オマケとしてアバシモデルの使わなかったポット、コンデンサー、ケーブル入りパッケージも付属します。 以下、注意点です。 ①品なので、それなりに傷、汚れなどあります。神経質な方は入札をお控えください。②8弦ギターです。③アクティブピックアップである為バッテリーが必要なのですが、日本の法律上電池をつけたまま配送に出す事が出来ない為、お使いになられる際はバッテリーの購入をお願いします。④写真に写っているもの以外の付属品はオマケのハードケース以外ありません。 発送はゆうパックを予定しております。 以下は個人的なレビューです。参考にしてもらえますと幸いです。 2019年の春に御茶ノ水のイシバシにて購入しました。『最初の8弦は絶対コレにする』と心に決めて買い、ロックナットとFXエッジIII-8ブリッジによってEvertuneほどではないにせよ普通のギターよりは遥かにチューニングが安定している(しかも多少ズレてもブリッジのファインチューナーですぐ直せる上に、Evertuneでは出来ないチョーキングやビブラートも普通のギターと同じように出来る。なので少なくとも私はEvertuneよりもこっちの方が使いやすく、自分に合っていた)事もあって、しばらくは他の手持ちの6弦や7弦よりも愛用していたのですが、数か月後に買ったStrandberg Boden OS 8の方が軽く、パッシブPUで聴感上も好みであった為、それ以来RG2228はずっと『ストランドバーグの音』を目指した改造を続けてきました。デフォルトのEMG808を外して、ディマジオのアバシモデル、レースのXバー、ステルスバー、ベアナックルのジャガーノートなど、様々なパッシブピックアップに載せ替えてきましたが、終ぞこのギターに合うパッシブピックアップが見つかる事はありませんでした。 そこで、私のギター哲学上は全く選択の余地がないものの、このギターをアップデートするにあたって最も相応しいピックアップを選ぼうと考え、フィッシュマンのトーシン・アバシモデルを載せる事としました。 私の予想通り、RG2228はかなりモダンな使用に耐え得る形にアップデートが出来ました。正直いうとトーンの傾向としてはEMGの方がハッキリとアクティブピックアップらしい硬質なトーンである為私の好みではあるのですが、このフィッシュマンのピックアップは本当に素晴らしい。パッシブとは構造の違うアクティブなのでどのような原理で実現しているのかは定かでないのですが、それぞれ、 ①アクティブピックアップらしい硬質な『ボイス1』(ただ、EMG程のタイトさは無いですね・・・)②パッシブピックアップ宛らのトーンでありながらアクティブ並に音の解像度が高い『ボイス2』③ローノイズでありながらシングルサウンドそのものの『ボイス3』 という3つの全く異なる音を瞬時に切り替えられるようになっており、これはパッシブピックアップの常識では考えられない事でありながらもパッシブのトーンが好きな人、アクティブのトーンが好きな人の両方に受け入れられるピックアップだな、とアクティブ嫌いの私も納得するレベルの高さでした。 さて、今回出品したRG2228ですが、改造に於いてのコンセプトは先程も述べた通り『RG2228のアップデート』でした。しかしもう一つ裏テーマのようなものもあり、ズバリ『もしもトーシン・アバシが手持ちのRG2228をメイン機材として復帰させたら』。なので、このRG2228はアバシ・インストゥルメントのLarada(ララーダ?で読み方は合っているのでしょうか?自信が無いのでローマ字表記しますが・・・)とほぼ配線は同じにしてあります(違いはトーンの有無のみ。それでもシグネイチャーセットに付属していたトーンポットとコンデンサーを使用しているので、電装面においてトーシン・アバシの設計思想に反する要素は一切組み込んでいません)。5-wayスイッチも千石電商で目を皿にして端から端まで血眼になって探し出した、説明書の配線例の図に記載のものと全く同一のものを使用しています。当然、スイッチパターンもトーシン・アバシのパターンと全く同じ。以下にそれぞれ記載します。 ポジション1(一番リア側) リアピックアップボイス2(ボリュームポットをプルでボイス1)ポジション2(リア側から二番目) ボイス3のハーフトーン(ボリュームポットのプルによる変化は無し)ポジション3(真ん中) ボイス2のハーフトーン(ボリュームポットをプルでボイス1のハーフトーン)ポジション4(フロント側から二番目) フロントピックアップボイス3(ボリュームポットのプルによる変化は無し)ポジション5(一番フロント側) フロントピックアップボイス2(ボリュームポットをプルでボイス1) どうやらトーシン・アバシはボイス1のアクティブ寄りのトーンを好んでおらず、基本的にはボイス2での運用をメインにしているようです。だったらパッシブ使えばいいじゃん、と思われるかもしれませんが、フィッシュマンの真価はまさにその部分で、パッシブピックアップらしいトーンではあるのですが、タッチやピッキングの不安定さをある程度補強する程度にはアクティブピックアップの要素が存在します。トーシン・アバシはよく「シングルコイルモードとハムバッキングモードで音量差が少ない」という事をアクティブピックアップのメリットとして言っていますが、恐らく彼が本当にメリットとして感じている部分はそこではないかと思います。実際、ディマジオを使用していた頃の彼の指弾きは若干リズムや音量にムラがあるように聴こえますから(勿論、プロギタリストとしては問題ないレベルです。神経質な人間と、あとは本人くらいしか気にしないだろう程度の話です)。 トーシン・アバシの話ばかりになってしまいましたが、このRG2228はカタログスペック上では後発のRG852の後期型や現行品のRG5328とは異なり、弦長は685.8ミリスケールとなっており、また、チタンロッドが2本ネックに入っているようです。ミディアムスケールとロングスケールの差は20ミリあるのでだいぶ変わりそうですが、686ミリと685.8ミリでは0.2ミリしか変わらず、また、インチとしては同じ長さの扱いなので・・・これで弾きやすいのなんのと主張するつもりはありませんが、まあ、若干短いことは短いんで、普通の27インチだとテンションがキツイけど最近ESPとかエドワーズで流行ってる666ミリではテンションが緩すぎる、という方には一つの選択肢になれば、と思います。あとチタンロッドの方ですが、何故後発の8弦モデルではチタンロッドを入れなくなってしまったのかは若干理解に苦しみますが、まあその分ネックが軽くなるとかそういう理由でもあるんでしょう。逆にいえばそんな理由でもない限り、ネックの安定性や強度を考えるとこれ以上に無い補強材であると私は考えています。質量が増す分音も普通のネックより重くなる・・・といったオカルトを謳うつもりはありませんが、それでも何も入っていないネックや、最近流行りの『軽くてチタン並の強度』と喧伝されているカーボンロッド入りネックのギターよりローがよく出るような感覚はあります。何より、改造品ではありますが、このRG2228は『世界で初めて量産された8弦ギター』です。トーシン・アバシだけでなく、メシュガーの二人やディーノ・カザレス、Kornのマンキー、エンペラーのイーサン、トニーマカパイン、ペリフェリーのミーシャ・マンソーなど錚々たるモダンギター界の巨匠達がこのギターを所有してきました。 これを手にして、8弦ギターの歴史に触れてみるのも悪くないと思いますよ。 その他質問などあればお答えしますのでよろしくお願いします。 |
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商品満足度
4.9 -
採点分布
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5つ★
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4つ★
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3つ★
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2つ★
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1つ★
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5つ★
項目別評価
- つけ心地
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満足です
92%
- 発色の良さ
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満足です
93%
- 盛れ感
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満足です
94%
- つけ心地
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- 満足です
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- イマイチ
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- 発色の良さ
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- 満足です
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- イマイチ
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- 盛れ感
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- 満足です
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- イマイチ
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